アテネ五輪が1年後に迫った。サッカーのU−22代表は3大会連続の五輪出場を目指す。5月のアジア地区2次予選では圧倒的な強さでミャンマーを下し、来年3月に延期になったファイナルラウンドに進出した。 ニッカンスポーツ・コムでは「そして世界へ!」と題して、未来のフル代表候補でもあるアテネ五輪代表候補を紹介する。第1回は試合終盤の秘密兵器・FW田中達也(20=浦和)だ。身長167センチと小柄ながらスピードのあるドリブルでゴールを狙う田中は「U−22のスーパーサブ」の異名をもつ。そんな田中に高校時代のことや、現在の自身のプレーについて聞いた。
昨年10月のアジア大会でも途中出場ながら2得点を挙げた。随所で見せた効果的なドリブル。そしてここぞという時のシュート。普段は穏やかな表情の田中が、プレーに入ると一転、険しいものになる。その表情はまさに「鬼の形相」だ。しかしそれは集中力を高め、すべての力をサッカーに注いでいる証(あかし)だ。所属する浦和レッズでも、またU−22代表でも“スーパーサブ”としてのイメージが強いが、167センチの小さな体が秘めるパワーや強い気持ちは他のFW陣に決して劣らない。