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市船橋、天皇杯に続きPK戦で敗退

PK戦で鹿児島実に敗れ、泣きながら引き揚げる市船橋イレブン(共同)

<全国高校サッカー選手権:鹿児島実1(PK5−4)1市船橋>◇5日目◇5日◇準々決勝◇柏の葉公園総合競技場

 PK戦6人目、高橋のキックがゴール左に外れた瞬間、市船橋の連覇の夢は消えた。選手たちは芝生に突っ伏したまま、しばらく起き上がれなかった。エースのFWカレンは抱きかかえられて控室に消えた。

 鉄壁の守りが大事な場面でほころびを見せた。1−0の後半26分、鹿児島実が右からクロス。FW陣が頭で競った球はゴール前に落ち、走り込んだ山下がノーマークで同点シュートを決めた。

 完全に守備の対応が後手に回り、石渡監督は「1点を取ろうという相手の気迫にやられた」と伏し目がち。「直前に相手が交代でFWの数を増やした。マークを確認する前にやられた」と悔やみきれない様子だった。

 天皇杯全日本選手権3回戦の横浜戦に続くPK負け。この日は終了直前にPK戦要員として投入した上田も、4番手で失敗した。天皇杯で3回戦まで進出したことも「大会前の体力トレーニングが不足した」(石渡監督)といい、プラスだけではなかった。

 カレンは「鹿児島実は全員が強かった」と言い、MF鈴木は「体が重かった」と悔しがった。先制点も鈴木の直接FK。流れの中でのチャンスが少なく、勝ち進む余力が残っていなかったのかもしれない。

[2004/1/5/19:07]

写真=PK戦で鹿児島実に敗れ、泣きながら引き揚げる市船橋イレブン(共同)


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