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<男子>

8種競技、太成学院大高・池田に高校記録の期待
8種競技の池田大介(大阪・太成学院大高2年)が高校陸上界のキング・オブ・アスリートを目指す。8種競技は初日(8月2日)に100メートル、走り幅跳び、砲丸投げ、400メートルを、2日目(同3日)に110メートルハードル、やり投げ、走り高跳び、1500メートルを行ってその総得点で順位を競う。池田は中学3年時の全日本中学陸上選手権(以下全日中)で、3種競技A(100メートル、砲丸投げ、走り高跳び)と3種競技B(砲丸投げ、走り幅跳び、400メートル)の両方を制した実績を持つ。2年生で出場した昨年の全国総体でも優勝候補に挙がったが、中野陽平(当時福岡・修猷館)に32点差をつけられ5816点で2位に終わった。しかし今年は全ての種目で昨年よりもパワーアップ。府大会こそ大会前の足の故障で5708点に終わったが、6月の近畿大会では6008点をマークし、02年に加野顕(当時富山商船高専)が記録した6054点にあと一歩に迫った。全国総体の大会記録は01年の中村聡(当時大阪・柏原)が樹立した5901点。8種目でコンスタントに得点を重ねることができる池田だけに、大会記録はもとより高校記録の更新にも期待がかかる。
跳躍種目では2年生に逸材が多い。走り幅跳びに出場する鈴木秀明(千葉・成田2年)は南関東大会で高校歴代4位の7メートル79をマークした。187センチ、73キロの恵まれた身体で、2年前の全日中では三種競技Aで優勝した実力者。昨年の全国総体で今井雄紀(当時栃木・佐野日大)が記録した7メートル70の大会記録、さらには15年間破られていない森長正樹(当時大阪・大成)の7メートル96の高校記録を破っての夢の高校生8メートルジャンパーの誕生も視界に入っている。
棒高跳びも2年生の川口直哉(静岡・磐田南)が優勝候補の筆頭。東海大会(6月19日)では今季高校最高となる5メートル10をクリア。翌週の日本ジュニア選手権でも再び5メートル10を跳んで優勝を飾った。川口のほかにも程塚将人(茨城・伊奈3年)荻田大樹(香川・観音寺2年)ら5メートルジャンパーが4人おり、激戦が予想される。
トラックでは400メートルリレーの大阪に高校生初の39秒台の期待がかかる。大阪府予選で40秒54、近畿大会で40秒85を記録。自校の先輩が01年に記録した高校記録(40秒18)を更新しての大台(39秒台)も見えてきた。
<女子>

須磨学園1年・小林、高校記録更新なるか
1500メートルは高校に入学してわずか2カ月で4分16秒61の高校新記録をマークした小林祐梨子(兵庫・須磨学園1年)に期待がかかる。小林は昨年、全日中の800メートルと1500メートルに優勝して2冠を獲得。さらにジュニア五輪3000メートル優勝、全国中学駅伝1区区間賞と大器ぶりを見せつけた。高校入学後も、県総体で県高校記録となる4分21秒16をマークして優勝。6月18日の近畿大会で上記の高校新記録を樹立した。小林のライバルとなるのがO・フィレス(山梨・山梨学大付3年)だ。南関東大会では4分11秒86を記録。02年から外国人留学生の記録は高校記録として認められていないが、フィレスの記録は小林の高校記録をを4秒75上回っている。2人以外にも高田鮎実(長崎・諫早2年)が北九州大会で4分17秒34、小林と同じ1年生の内野彩子(千葉・市船橋)が日本ジュニアで4分18秒16で走っておりハイレベルな争いとなりそうだ。
7種競技に出場する安田地中海(ちなみ=奈良・添上3年)が高校歴代2位の5264点を引っ提げて大会に挑む。昨年は海老原有希(栃木・真岡女)に敗れ4783点で2位に終わった。しかしこの記録は当時の安田のベスト記録。一冬越してパワーアップした安田は、5月の日本選抜混成で4839点、6月の奈良県大会で4945点、さらに近畿大会で上記の5264点と着実に記録を伸ばしてきた。安田の特徴は不得意種目が無いこと。各種目で確実に得点を稼いでいく。高校記録は安田の先輩である笠原瑞世(添上→同大)が02年にマークした5384点。この記録の更新の可能性は十分にある。
この他、やり投げで高校歴代2位となる51メートル35を記録した柴田浩后(千葉・専大松戸3年)に注目。高校記録は昨年の総体で吉田恵美可(奈良・添上)の53メートル72。柴田はシニア相手の日本選手権でも7位に入賞しており、好調を維持している。吉田の持つ高校記録更新に期待がかかる。
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