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インターハイ2004  
  大会展望〜注目選手紹介〜  
バレーボール/VOLLEY BALL 岩佐真悠子

<男子>
 バレーボール競技は、シード校4校と予選グループを勝ち進んだ39校の計43校で決勝トーナメントを争う。
 すでに決勝トーナメント出場権を手にしているのは、第1シードの佐世保南(長野)第2シードの東北(宮城)第3シードの鎮西(熊本)と開催地第1代表の神辺旭(広島)。残る52校で予選グループを行い、39校が決勝トーナメントに進む。
 
佐世保南2冠達成なるか
 昨年の高校総体で2位、今春の春高バレーで初優勝して自信をつかんだ佐世保南をどこが倒すかが、注目される。佐世保南の主力のほとんどは、中学3年時にアクエリアス杯(現JOC杯)で優勝した経験を持つなど実績もトップクラス。185センチでブロックも得意のセッター重村健太、187センチとセンターとしては小柄ながらパワーと速攻を武器とする沢山大輝らを中心に、実力に磨きをかけている。今大会で2冠を達成し、埼玉国体で3冠達成することを目標としている。
 
 佐世保南の2冠を阻止しようとしているのが、春高決勝で敗れた東北。攻守のかなめのエース福田裕三ら3年生と、2年生のセンター中島悠太、レフト高橋悠らのチームワークは抜群だ。
 東海大四(北海道)は、191センチのレフト塚崎祐平(3年)、1年生ながら190センチのライト窪田真登らを擁す大型チーム。北海道大会でこの東海大四を破り、初出場を決めたとわの森三愛のブレークぶりも楽しみだ。
 
 ここ数年、優勝旗を手にしていない関東勢も意地を見せたいところだ。関東大会を制した市橘(神奈川)や今秋、地元で国体を迎える埼玉県勢も力をつけている。中学時代から「将来の日本代表入り」を期待されているルーキー八子大輔が加入した深谷、エース米山達也が軸の坂戸西が爆発力を見せられるか。

 その他、将来を嘱望される選手も多い。来年のユニバーシアード大会に向けて編成された日本代表チームの一員としてアジア太平洋杯で経験を積んだ洛南(京都)の福沢達哉(3年)、1メートルを超えるジャンプ力を持つ安来(島根)の野々村誠(3年)、ハンドリングに定評のある鎮西(熊本)の岡本祥吾(3年)らのプレーからも目が離せない。



<女子>


2連覇目指す九州学園
 優勝候補の最右翼は、昨年の高校総体、今年の春高バレーを制した九州文化学園(長崎)だ。大黒柱の高田ありさ、セッターの東山由香、180センチの長身、水田祐未と予想スタメンのほとんどが3年生となり、最後の夏でチームの集大成をと意気込んでいる。6月の九州大会は失セット0の「パーフェクト勝利」を達成し、「女王」の貫録を漂わせている。

 その牙城を崩そうとしているのが、誠英(山口)。春高バレー準決勝で「九文」に逆転負けした悔しさは、今でも忘れない。威力抜群のサウスポー、泉夏子を中心に粘りと負けん気で雪辱を晴らすつもりだ。

 東京都予選で、春高2位の下北沢成徳を破った共栄学園も乗っている。ツーセッターの内山みなみ、大槻真弥のトスが安定。センター金子美里は勝負強いブロックに磨きをかけた。エース千葉智枝美の決定力の高さも大きい。

 また、同じく東京からは名門・八王子実践(東京)が出場。中学3年で全日本に選出された大器・狩野舞子が、初めて出場する高校の全国大会でベールを脱ぐ。ここ数カ月間、疲労骨折で戦列を離れていたが、完全復帰。公称185センチの身長がまだ伸び続けているという驚異のルーキーは、高さを生かしたブロックとスパイクでチームを躍進させられるか。

 北海道No.1レフトの赤妻真央(旭川実)、市橘(神奈川)のエース大野衣周(2年)、京都橘(京都)の攻守のかなめ小酒翔子、シャープなスパイクが持ち味の伝統校、氷上(兵庫)の高橋潤子の活躍にも注目だ。
 

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