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<競泳:日本選手権兼アテネ五輪代表選考会>◇3日目◇22日◇東京辰巳国際水泳場◇男子200メートル自由形決勝
奥村幸大(近大)はラスト50メートル、見えない敵を必死に追いかけた。「昔の自分に勝ちたい」という奥村の強い意志が勝った。大阪・近大付高3年生だった01年8月に出した日本記録を0秒36塗り替え「自分自身の壁を乗り越えられた」。熱い思いを言葉に込めた。
この冬はコーチと徹底的に話し合った。練習から甘さを排除。精神面の強化を図ったことが、約2年半ぶりの自己ベストの更新につながった。
日本の男子自由形短距離の選手が五輪に出場するのは2大会ぶり。奥村は「日本の自由形は大したことないと言われるのはもう嫌」と言い切った。壁を突き破った20歳の若者にとって、アテネは世間の評価を覆すための舞台となる。
[2004/4/22/21:34]
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