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北島世界記録に4秒61差/競泳日本選手権

<競泳:日本選手権兼アテネ五輪代表選考会>◇4日目◇23日◇東京辰巳国際水泳場◇男子200メートル平泳ぎ準決勝

 アテネ五輪の金メダル候補、北島康介(21=東京SC)が苦しんでいる。200メートル平泳ぎ準決勝は自身の世界記録から4秒61遅い2分14秒03。トップで今日24日の決勝に進出したものの、世界記録更新を狙っていただけに、結果は深刻だ。

 伸びない。ラスト15メートル。キックが空回りするようにスピードが出ない。ライバル不在の国内で予選同様、後続に迫られながらゴールした。「きつかった。重たかったかな。失速した」。前半は自身の世界記録に0秒77と迫るも、100メートル決勝同様、後半はぐっとペースが落ちてしまった。

 「予選の泳ぎをチェックしたが、そううまくはいかない」。昨年世界選手権2冠後も立ち止まらず、金メダルへの進化を目指した。スタート、腕のかき、キックとすべて新しいやり方に挑戦中。その新泳法のバランスが崩れている。日本水連の青木剛競泳委員は「本調子ではないね。考え過ぎだね」と心配した。

 この日のタイムは、昨年の世界選手権では8位にも入らない。それだけに、関係者は危機感を募らす。平井伯昌コーチ(40)はレース後恒例の会見に出なかった。今日の決勝はチケット完売。状態が悪くても、満員の観衆の期待を背負わなければならない。厳しい重圧の中、どこまで立て直せるのか。目標の五輪金メダルのためにも、大事な決勝レースになる。【田口潤】

[2004/4/24/09:49 紙面から]



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