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青森山田が総体、国体、選手権を通じ初V!

青森山田対那覇西 前半11分、FW小沢主将が倒れ込みながら先制ゴールを決める

<全国高校総体・サッカー競技>◇8日・最終日◇決勝◇市原緑地運動公園臨海競技場◇35分ハーフ
 青森山田(青森)が悲願の全国初制覇を成し遂げた。那覇西(沖縄)との決勝は、FW小沢竜己主将(3年)の先制ゴールなどで前半を2−1とリード。後半も攻守に圧倒し、終了間際にはFW伊東俊(3年)が今大会7点目を決め、4−1で大勝した。青森勢の優勝は初。東北勢としても68年秋田商(秋田)以来、37年ぶり2度目の快挙となった。

 小沢の目から、ついに熱いものがあふれ出した。表彰式が終わり、整列が解かれたとき、日本一の実感が込み上げてきた。「最高にうれしい。ずっと目指してきたから…」。入学直後からレギュラーの万能FWも、初の全国タイトルに体が震えた。
 準決勝まで1点差かPK戦という接戦の連続だった。苦しみ抜いて勝ち上がってきた決勝は、序盤からペースを握った。素早いプレスからボールを奪い、あっという間に前線へ駆け上がる。右サイドのMF松本怜(3年)から何度となく好クロスが上がった。中盤ではMFベロカル・フランク(2年)が巧みなボールさばきでGKを慌てさせた。個々の能力を組織力で倍増させ、相手を圧倒した。

  青森山田イレブンは黒田剛監督を胴上げ

 先発に3年生が9人いる。各学年に力のある選手がいるチームにしては、珍しく固まっていた。「この子たちは入学したときから志が高かった。まとまりもあった」と黒田剛監督(35)は振り返る。長い冬の間は、体育館もあまり使えない。大雪の中でボールを追った。体の鍛錬というより、精神的なトレーニングの意味合いが大きかった。3年間、少しずつ力を蓄えてきたイレブンが、一気に頂点へ駆け上がった。
 今年に入ってから県大会、2度の東北大会、東北プリンスリーグと、公式戦で1度も負けていない。無敗のままつかんだ栄冠。「でもまだ引退じゃないから。次の大会へ目を向けたい」と小沢。得意の冬、青森山田は王者として全国選手権に乗り込む。


写真上=青森山田対那覇西 前半11分、FW小沢主将が倒れ込みながら先制ゴールを決める
写真下=青森山田イレブンは黒田剛監督を胴上げ




那覇西の挑戦は続く

ドリブルで攻めあがるFW大城(左)

 沖縄県勢初の優勝を狙った那覇西だったが、悲願達成はならなかった。前半11分に先制を許すも、直後にMF大見謝恒之(3年)のパスを「あそこに出してくれると思っていた」というFW大城洋平(3年)が左足で決め同点に追いつく。20分に逆転を許し1−2で前半を終えたが、大城は「もう1点取って流れを戻す」と後半での逆転を誓った。しかし、「相手のほうが上手だった」と松田邦貴監督が振り返ったように、チャンスは作るものの、青森山田DFの体を張ったディフェンスの前になかなかゴールを割れない。逆に終了間際の29分、34分には立て続けにゴールを奪われ万事休す。初の全国制覇はならなかった。「優勝は出来なかったけど、決勝まで進んだという経験をしっかり生かして、一から出直します」と試合後語った大城の目に涙はなかった。今日9日に沖縄に戻り、9月の全日本ユース、そして冬の選手権に向けての練習をスタートする。目の前で逃した日本一を目指し、那覇西の挑戦は続く。

写真=ドリブルで攻めあがるFW大城(左)


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