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試合結果 1回戦 2回戦 3回戦 準々決勝 準決勝 決勝
林 彰洋 流経大柏 イメージ
 流経大柏の守護神・林彰洋(3年)が、全国大会での活躍を誓った。激戦区・千葉を制した流経大柏の勝利の立役者はU−18日本代表GKの林だ。11月に熊本で開催されたAFCユース選手権のメンバーに選出された。出場機会には恵まれなかったものの、日の丸の重みと責任、さらには同年代の代表として選出された喜びを感じた。また、新たな刺激の中で、更に飛躍したいというどん欲さも学んだ。高校最後の年につかんだ全国高校選手権大会=夢舞台への切符。「初出場、初優勝」という目標と、高校ナンバー1GKの誇りを持って、大会に挑む。
サッカー王国千葉の代表校として優勝を目指す流経大柏のGK林  市船、習志野など強豪校がひしめく千葉県大会を勝ち抜くのは、簡単なことではなかった。4回戦で対戦した市船との試合は4−0。スコアだけを見れば余裕の勝利ともとれるが、「(チームとして)バラバラだった」と反省する。試合後、ミーティングを行い、すぐに修正を行った。そして準々決勝、準決勝を順調に勝ち上がり、八千代との決勝を迎えた。
  「負けてもおかしくないゲーム展開だった」。決勝戦は一進一退の展開が続いた。結局90分間で決着がつかず、PK戦にもつれこんだ。GKとしては一番の見せどころ。胸の高鳴りを抑えながら、林は冷静にゴールマウスの前に立った。そして――。勝利の女神は微笑んだ。全国選手権初出場決定。念願の夢舞台への切符を手に入れた。
  林が流経大柏への進学を決めたのは、やはり全国選手権への憧れから。「小さい頃、正月にテレビを見ながら、自分もこの舞台でプレーしたいなって思っていました。特に中田浩二選手(マルセイユ)が出場していた大会を見ていて、最初は帝京に行きたいと考えていたんです」。柏のジュニアユース青梅でプレーしていた林はブラウン管の中のスターを見つめていた。しかし、流経大柏への進学を決断した。「中3になって考えた時に、全国に常連で出場するチームよりも、自分が全国に連れていくという気持ちを出したかった。だから、千葉県内でも強豪だけど、1度も全国選手権に出場したことがない流経大柏に行こうと思った」。
  入学当初は、先輩に遠慮し、自分のプレーを出せず、悩んだこともあった。スランプに陥った時期もあった。しかしそんな林を本田裕一郎監督は辛抱強く使い続けてくれた。「多少ハードルの高い課題、要求を出されても、監督のことを信じていた。この監督の下でやっていくしかないって気持ちでプレーしていたし、それが成長出来た要因だったと思う」。これまで玉田圭司(柏)ら多くのJリーガーを育ててきた恩師を心から信頼し、そして感謝している。
守備範囲の広さとハイボールの的確な処理が持ち味の林  190センチの長身を生かしたハイボールの処理には安定感があり、林自身も「自分のセールスポイント」と絶対的な自信を持つ。守備範囲も広くディフェンダーの背後のスペースも幅広くケアし、判断よくエリアを飛び出しピンチも防ぐ。「キャッチの安定性、臨機応変に対応するところはイタリア代表GKブッフォン、前に出る積極性はビクトル・バルデス(バルセロナ)を目標にしている」と話す。将来は日本代表、そして海外チームでのプレーを視野に入れている。
  夢の実現のための第一歩となるのが、全国高校サッカー選手権だ。初戦の相手は、強豪多々良学園(山口)に決まった。厳しい戦いが予想されるが、負けることは許されない。「プレッシャーは感じていないけど、流経大柏は千葉の代表なので、どうしても勝って帰らなければならない。千葉県予選で戦った相手チームのためにも、僕たちは勝ち続けなければ。目標は優勝です」と力強く話す。子供の頃から夢見ていた憧れの舞台、全国選手権で自分のすべてをぶつけ、目標達成に挑む。
写真上=サッカー王国千葉の代表校として優勝を目指す流経大柏のGK林
写真下=守備範囲の広さとハイボールの的確な処理が持ち味の林

林彰洋(はやし・あきひろ)
1987年(昭和62年)5月7日、東京都生まれ。幼稚園の頃にサッカーを始め、東大和サッカー少年団、柏レイソルジュニアユース青梅を経て、流経大柏に進学。GK専門になったのは、高校1年生から。家族は、父尚洋さん、母多佳子さん、兄雅洋さん。190cm、79kg。A型。


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