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木村沙織 出身高校:成徳学園(現下北沢成徳)

「全員バレー」で伸び伸びプレー

第34回大会で優勝。第35回大会は惜しくも準優勝だった成徳学園の木村
第34回大会で優勝。第35回大会は惜しくも準優勝だった成徳学園の木村

 春高では、高1の時に優勝を経験しました。準決勝の高松北戦は3―1で勝ったんですが、すごく苦しんだので、1番心に残っています。決勝の文京学院大女戦には、一緒にプレーしたことのないOGの人たちまで応援に来てくれて、すごくうれしかったし、ありがたかったのを覚えています。また試合前には、お母さんがよくメールをくれたことを思い出します。

 2年の時は連覇がかかっていたんですが、学年が違えば別モノ。はじめから「連覇」は、考えていませんでした。決勝までいって、九州文化学園と試合するのが目標だったんです。準々決勝の高岡商戦は、自分たちのバレーができず、苦戦(2-1で勝利)しました。バラバラなままで負けたら絶対に後悔すると思い、頑張った思い出があります。この年は結局、決勝で九州文化学園に3-1で敗れて、連覇はなりませんでした。

 春高では、成徳の「全員バレーを楽しむ」って感じで、伸び伸びとプレーができました。当時から日本代表に入っていましたが、日本代表選手といった実感がなかったので、あんまり重圧はなかったんです。

初の生観戦は小6、当時から憧れ

東レアローズに入団、実業団でも活躍する木村
東レアローズに入団、実業団でも活躍する木村

 春高を初めて生観戦したのが、確か多西小6年の時でした。その頃から私にとって、春高は憧れの舞台でした。今回出場するみなさんは、経験できるということを幸せに感じ、コート上では楽しくプレーしてください。将来のことを含めて、1番やりたいことを優先するのがベストなことなんですから。

 そういえば、私が東レに入団して、今回のVリーグが初めてだったんですが、東京や神奈川の試合には、成徳の後輩が応援に来てくれたんです。私のこれからの目標は、もっとプレーをしている時の正確さと余裕を持つこと。あとは集中力です!!

 ◆木村沙織(きむら・さおり)1986年(昭和61年)8月19日、東京都あきる野市生まれ。下北沢成徳高2年時の03年9月、アジア選手権で初の日本代表入りを果たし、W杯にも出場。04年アテネ五輪代表。05年にVリーグ東レ入り。183センチ、65キロ。

写真提供:月刊バレーボール


 

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