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本田監督大会改革求める/高校サッカー

<高校サッカー:流通経大柏4-0藤枝東>◇決勝◇14日◇国立

 流通経大柏を初優勝に導いた本田裕一郎監督(60)が、選手たちの手で国立競技場の空に舞った。「今日は負けたくなかった。0失点で勝ちたかった」。37年間の監督生活で初の選手権制覇。「今までは勝とうという執念がなかった。勝ちたいという気持ちが、結果になった」と話した。

 普段から試合前には選手に「こうしたら勝つ、こうしたら負ける」を考えさせる。それを書いて提出させる。「みんなの考えを読んで、今日は大丈夫だなと思った」。7年前、流通経大柏に転任してから「勝つこと」の重要性に気づいた。私立校では実績を残すことが経営面でも重要。さらに「勝たないと、物が言えないから」と言って笑った。

 高校サッカー界の「改革派」だ。リーグ戦の導入を主張し、現在全国的に行われているプリンスリーグの先駆けとなった「関東スーパーリーグ」創設に尽力。今の選手権にも苦言を呈する。「45分ハーフにして、リーグ戦方式を導入。試合も1日おきにしないと」。高体連やサッカー協会、スポンサーまで動かすには、意見を言える実績が必要。選手権優勝は、選手権改革のためにも欲しかった。

 総体の市船橋を含め、千葉勢での3冠獲得にも「そうですか」と素っ気ない。「うれしいのは、全日本ユース優勝のほう。あれは素晴らしい大会です」とも言った。最高の状態で最高のプレーをさせたい。すべては選手のためだ。4119校の頂点に立ったことより「勝って子供たちを卒業させられることがうれしい」と言った。【荻島弘一】

[2008年1月15日13時41分 紙面から]




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