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世界を感じてつかんだ自信! 心技体で大きな成長

千葉への入団が決まっている益山

 2年ぶり21度目出場の岐阜工をJ1千葉入りするU-17(17歳以下)日本代表MF益山司(17)がけん引する。

 11月17日に選手権出場を決めると、12月5日には千葉と仮契約を結んだ。選手権という晴れ舞台が、急成長を遂げた高校生活の集大成になる。「まずは初戦。それから1つ1つ勝って上に行きたい」と意気込む。

  岐阜工入学まで、世代別代表に招集された経験もなく、全国的には無名の存在だった。だが、昨年12月の同代表の候補合宿に初めて呼ばれると、以降高い身体能力を買われ、本職のボランチに加えセンターバックでも起用されるなどし、定着した。

8~9月に韓国で開催されたU-17W杯でも、Jの下部組織所属選手が多数派を占めた同代表の中で、少数派の高校サッカー部所属選手として選出された。出場機会こそなかったが、世代最高峰の国際大会で貴重な経験を積んだ。

同世代の国内トップレベルの選手らと身近に接し、さらに「世界」を知ったことでさらに大きく成長した

出番はなくても「見るってことも勉強になるし、やっぱり『世界はすごいなあ』という感じでした。特に(優勝した)ナイジェリアは身体能力が高いという印象が強かったけど、実際には足元の技術も高く、テクニックもあった。感心してしまいました。試合には出たかったですけど、競り合いやセットプレーなどについては(同世代の中でも)やっていけるんじゃないかなとは思いました」。

日本代表・阿部とダブる才能、将来性に期待大

 学校関係者は、同W杯を経験したことによる、益山の精神的な成長も認めている。心技体、充実した状態で選手権を迎える。

 中盤でのボール奪取能力、競り合いや球ぎわでのたくましさは、今大会出場選手でも屈指のものがある。

 若手の育成には定評がある千葉の強化トップ、昼田氏は複数ポジションを高いレベルでこなせる点と将来性から、同ユース出身で昨季まで在籍した日本代表MF阿部勇樹(現浦和)にダブらせ「将来性がかなり見込める選手で、どれだけ伸びシロがあるのか分からないくらい」と評価する。千葉側の期待にこたえるためにも、選手権上位進出という手土産を持っての、加入としたいところだ。

 初戦は31日、高川学園(山口)との一戦から、上位進出を目指す益山の戦いが始まる。

◆益山司(ますやま・つかさ)1990年(平2)1月25日、岐阜市生まれ。加茂 野小時代は加茂野スポーツ少年団に所属。加茂西中ではクラブチームの「岐阜VAM OS」に所属。岐阜工に進み、2年夏からレギュラーに定着。180 センチ 、68 キロ 。




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