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市船橋・布監督勇退、日本協会入りへ
市船橋の布啓一郎監督(42)が4度目の優勝を最後に勇退することが決定的になった。本人は「公務員の人事は守秘義務があるので公言はできない」と明言を避けたが、日本サッカー協会の技術委員会が獲得に動いており、今後はユース代表の指導に力を注ぐことになりそうだ。布監督の勇退は数年前からささやかれていた。千葉県の教職員に採用されて今年で18年目。規定では5年周期で転任するが、任期を大幅に延長されている。最近は風当たりも強く、本人も転勤を覚悟しており「公務員という現実がある。僕が決めることではない」と話していた。 監督自身、転身を考えていたのも事実だ。市船橋でやるべきことはやり尽くした。一方で3年間という短い期間での選手指導に限界も感じていた。3年前にはJリーグの監督資格でもあるS級ライセンスを取得。「将来はJリーグの監督になって風穴を開けたい」との思いが年々高まっていた。 今春から日本協会と契約して、ユース世代の指導に当たることが確実視されている。目の前の勝負に固執せず、選手の将来を見据えた質の高い指導法が高く評価されてきた。この日、川淵三郎キャプテン(会長)も「決まったわけではないが、その方向で進んでいる」と認めた。 布監督は最近、時代の変化を感じていたという。「Jリーグができて、今の選手はW杯出場も当たりまえという意識。目標がどんどん高くなっている。だから自分も質の高いものを提供していかなければならない」。42歳。高校サッカー界の名将が、少年のように新たな夢を追いかける。【首藤正徳】 |
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