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平山悔しい不発…国見V3失敗
<決勝:市船橋1−0国見>国見が3連覇を逃した。これまで経験したことのない感覚がエース平山の体中を走りぬけた。悔しさを表現する方法が思いつかない。視線が宙を泳いだ。4戦連発7得点だった「爆撃機」が決勝で不発。「負けた感じがしません。得点王? それより負けたことが悔しい。市船のDFは局面に強く、集中力が途切れなかった」。 市船橋の倍以上放った14本のシュートが通用しない。CKは10本、直接FKも6本奪い、ゴールを襲った。だが決定的なシュートも、コースに体を入れる執念にはね返された。相手は1チャンスをものにした。小嶺総監督は「セットプレーで点が取れなかった。まだまだ練習不足ということ」と決定力の甘さを指摘した。 戦後初の快挙へ全力を尽くした。指揮官は朝6時から相手の情報収集と分析。ミーティングではVTRの同じ場面を「よく見ておけ」と10回も再生した。相手エースをMF中村のスッポンマークで「殺す」作戦も徹底させた。準決勝ではプロ顔負けの時間稼ぎで逃げ切るなど、3連覇への執念、準備は半端ではなかった。 今季公式戦は42戦39勝3敗。遠征バスで全国を行脚し、その倍近い練習試合で強化した。チームは思い出の染み込んだバスで今日14日午前5時、国見町に向け出発する。15時間かけての「がい旋」だ。3連覇は逃しても、伝統は崩れない。平山は「満員の国立競技場、そして負けたことは経験になる」と再出発に心を入れ替えた。強い国見の新しい歴史がまた、始まる。【押谷謙爾】 |
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